現場通信 FILE 05
育休体験記

広島支店 工務課

平本 憲拡NORIHIRO HIRAMOTO

社内初となる男性の育休取得

日本サミコンはより働きやすい環境の実現に向け、育休取得を推奨。育休取得が身近になるきっかけにと、男性初の育休取得を全社でサポートしました。

今回は2ヵ月になるお子さんが生まれたばかりで、初の子育てに奮闘中の広島支店 工務課の平本さんにインタビュー。5日間の育休取得と、会社のサポートを受けながら臨む、子育てのお話を伺います。

会社全体でサポートした、男性初の育休取得

男性も育休を取りやすい環境を目指す一環として、会社から「育休取りませんか?」と声がかかりました。

――男性初の育休取得に、不安はありませんでしたか?

最も不安だったのは、短期間とはいえ、自身の仕事がストップすることです。しかし、育休中の代理担当者も決め、子育てに集中できる環境を、支店全体で作ってくれました。顧客から私に、直接電話がかかることはありましたが、ほかのメンバーに安心して引き継げる環境でした。

――子育てや家事は、奥様と役割分担して行ったのですか?

お互いが自分にできることを、自発的にやっていました。生まれたての子供ですから、やっぱり夜は泣きます。私も妻もその度に起きて面倒を見ていましたが、「お腹が空いた」と泣いているときばかりは、私ではどうしようもない。それに、私よりも子育ての経験値がある妻には、敵わない部分も多かったです。

子育ての大部分を担う妻の大変さを理解し、育休中に家族の存在を実感できたからこそ、「この家庭を守らなければ」と、仕事への気持ちも新たになりました。

編集後記

平本さんの実体験を元に、日本サミコンではより育休を取りやすい環境を整えていく予定。今回の平本さんの育休取得で、会社として、チームとして、子育てに奮闘する社員にどんなサポートが必要なのかが見えてきました。

文・現場通信編集部